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グリーン・エージ2016年9月号(持続可能な自然資本の利用を考える)
商品コード : 750 |
価格 : 800円(税込) |
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私たちが毎日食べる食料、使用する木材、さらに大気、土、水など自然が与えてくれるさまざまな恵み、それを提供するものが自然資本です。
これまで森林、土壌、水、大気、生物資源など、自然が創り出した自然資本の恩恵を享受し、経済活動を発展させ、生活を豊かにしてきました。
一方で、自然資本からの恩恵を当然のものとして、その価値を正確に評価できず、その結果、地球環境の劣化と天然資源の減耗などの深刻な地球環境問題を引き起こしてきました。
本号は、私たちの生活と企業経営を支える自然資本の持続的利用について考えます。
特集:持続可能な自然資本の利用を考える
- 今日の課題:自然資本としての森林資源への期待/森林総合研究所 林業経営・政策研究領域 林業システム研究室長 久保山 裕史
- 自然資本会計の必要性と課題/日本大学 商学部 教授 村井 秀樹
- 生態系サービスはタダ同然?―湿地の価値の可視化の取組から―/環境省 自然環境局 自然環境計画課 生物多様性施策推進室 室長補佐 速水 香奈
- 送粉者が日本の農業にもたらす経済価値/農研機構 農業環境変動研究センター 生物多様性研究領域 生態系サービス評価ユニット 小沼 明弘
- 自然資本活用による地方創生―北海道下川町の取組―/NPO法人 しもかわ森林未来研究所 春日 隆司
- 熊本地域における地下水の持続的利用に向けた保全活動/(公財)くまもと地下水財団 事務局長 寺田 勝博
- 社有林の自然資本価値の評価指標の目指すもの/住友林業(株) 顧問 能勢 秀樹
連載・記事等
- ゴルフ場の樹木管理ガイドライン/日本緑化センター 企画広報部長 瀧 邦夫
- 緑道<12> ロワール渓谷の緑道とヴィランドリー城の庭園/鳥取大学 農学部 教授 日置 佳之
- 悠久の樹木<31> 400年余の歴史を秘める奇跡の桜「越の彼岸桜」(富山県)/高岡市文化財審議委員 泉 治夫
- 樹木の価値をつなぐ<18> 南イタリアの緑と景観/(株)日建設計 技術長 森山 明
- 自然再生事例<44> 箱根西麓の森づくり/NPO法人 三島フォレストクラブ 理事 古瀬 保宏
- 草木に学ぶ里山の自然再生<74> ミミカキグサ/日本緑化センター 主任研究員 麻生 嘉
フォトギャラリー
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A4判 白黒48ページ
2016年9月15日発行 第43巻 第9号 通巻513号
送料:1冊 103円 / 2冊 143円 / 3冊 183円(税込)
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